マレーシアでプレスリリースを出す方法(媒体・言語・費用)

マレー語・英語・中国語の3言語圏マレーシアで、媒体の選び方、出し方3つと費用の考え方、出す前に決めることを解説します。

更新 2026-09-26 ・ PR PASSPORT編集部

マレーシアは、日本企業が東南アジアで最初にプレスリリースを出す国として選ばれることが多い国です。英語が通じ、中華系の読者もいて、ハラル市場の入口でもあります。ただし「1つの言語で出せば全員に届く」国ではありません。この記事では、私たちがマレーシア向けの配信で見てきた実務をまとめます。

マレーシアのメディアの特徴

クアラルンプールの都市景観のイメージ

マレーシアの公用語はマレー語です。ビジネスの場では英語が広く使われ、人口の約2割を占める中華系の人たちは中国語の媒体を読みます(出典:マレーシア統計局)。つまり読者は、言語で3つに分かれています。

主要な媒体も言語ごとに分かれます。

言語 代表的な媒体 読者の傾向
英語 The Star、Malaysiakini、SAYS 都市部のビジネス層、若い世代
マレー語 Harian Metro、Berita Harian、Astro Awani 人口の多数派。地方まで届く
中国語 Sin Chew Daily(星洲日報) 中華系のビジネス層・家族層

同じニュースでも、英語だけで出すとマレー語と中国語の読者には届きません。私たちの配信先データベースでは、マレーシアの媒体は約270件あり、その半分以上がオンラインのニュースサイトです。新聞・テレビは少数ですが、載ると他の媒体が後追いしやすいのが特徴です。

プレスリリースを出す3つの方法と費用の考え方

出し方は大きく3つです。

方法 やること 費用の考え方 向いている会社
自分で媒体に送る 媒体の問い合わせ先を調べ、現地語に翻訳して1件ずつメールする 翻訳費だけ。時間はかかる 現地に担当者がいる。媒体と関係を作りたい
配信サービスを使う 原稿を渡すと、翻訳と配信をまとめてやってくれる 1本ごとの料金。国と言語の数で変わる まず1本試したい。複数の国に同時に出したい
現地のPR会社に頼む 記者との関係づくり、取材の設定、記者会見まで任せる 月額。日本のPR会社より安いことが多い 継続して露出を作りたい。現地で発表会をしたい

費用の相場は媒体や時期で変わるため、ここでは金額を書きません。見積もりを取るときは、「翻訳は何言語含むか」「配信先の媒体リストを見せてもらえるか」「掲載の報告はあるか」の3つを必ず聞いてください。この3つが曖昧な見積もりは、あとで揉めます。

出す前に決めること

1. 言語

最低でも英語とマレー語の2言語をおすすめします。中華系の消費者向け商品(食品・化粧品・教育)なら中国語も加えます。1言語しか出せないなら、業種で決めます。B2Bなら英語、消費財ならマレー語です。

2. ネタ

マレーシアの記者が取り上げやすいのは、「マレーシアに関係がある」ニュースです。現地法人の設立、現地企業との提携、マレーシア向けの新商品、現地イベントへの出展などです。日本国内向けの発表をそのまま翻訳しただけの原稿は、載りにくいと考えてください。

3. タイミング

避けたい時期は、ハリラヤ(断食月明けの祝日)、中華圏の旧正月、ディーパバリの前後です。宗教と民族が違う祝日が3つあるので、日本のカレンダーでは気づきにくいところです。配信の1週間前にマレーシアの祝日一覧を確認する習慣をつけてください。

よくある失敗

PR PASSPORTならマレーシアに何ができるか

PR PASSPORTは、プレスリリースのURLを貼るだけで、マレー語・英語・簡体字中国語を含む8言語に翻訳し、マレーシアの媒体を含む配信先に届けます。企業ページも同じ言語で自動で作られるので、記者が「この会社は何者か」を現地語で確認できます。まずマレー語版を1本、無料で作ってみてください。

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