海外PR用語集

海外でプレスリリースを出すときに出てくる言葉を、1語ずつ3行で説明します。

更新 2026-09-26 ・ PR PASSPORT編集部

海外PRの見積もりや打ち合わせで出てくる言葉を、短く説明します。分からない言葉があったら、ここで確認してください。

配信・掲載に関する言葉

プレスリリース 企業が報道機関に向けて出す発表文。海外では「press release」または「news release」。日本のように写真や図を多く載せる形式は、海外では珍しい。

配信(distribution) プレスリリースを媒体や記者に送ること。送ったからといって載るわけではない。「配信数」と「掲載数」は別の数字。

掲載(coverage / pickup) 媒体が実際に記事として載せること。原文のまま載る「転載」と、記者が書き直す「記事化」がある。

掲載保証 「必ず載せます」という約束。無料の記事枠で掲載を保証できる媒体はほとんどなく、保証がある場合は広告枠(有料掲載)であることが多い。

有料掲載(paid placement / advertorial) お金を払って記事の形で載せること。読者には「広告」「PR」と表示される国が多い。信頼の材料としては無料掲載より弱い。

メディアリスト 配信先の媒体と連絡先の一覧。配信サービスに頼むときは、このリストを見せてもらえるかが品質の目安になる。

エンバーゴ(embargo) 「この日時まで報道しないでください」という約束付きで、先に情報を渡すこと。発表日を揃えたいときに使う。

ワイヤーサービス プレスリリースを多数の媒体へ一斉に流す配信網。掲載までは保証しない。海外では PR Newswire、Business Wire などが代表。

媒体に関する言葉

媒体(outlet) 新聞・テレビ・ニュースサイト・雑誌など、記事を載せる側。日本語では「メディア」とも言うが、海外で「media」は業界全体を指すことが多い。

ティア(tier) 媒体の格付け。ティア1は全国紙・大手ニュースサイト、ティア2は業界紙・地方紙、ティア3は小規模サイト。商談では、格より「相手が検索して出てくるか」が効く。

月間閲覧数(monthly views) 媒体のサイトが月に何回見られているか。媒体の規模の目安。自己申告の数字が多いので、参考程度に見る。

業界紙(trade media) 特定の業界の人が読む媒体。読者は少ないが、商談相手が読んでいる確率は高い。

現地語媒体 その国の主要な言語で書かれた媒体。英語媒体だけでは届かない読者に届く。マレーシアならマレー語・中国語、タイならタイ語。

記事の中身に関する言葉

ボイラープレート(boilerplate) プレスリリースの最後に付ける定型の会社概要。毎回同じ文を使う。現地語版を一度作っておくと楽。

メディアフック(media hook) 記者が「これは記事にできる」と思う切り口。数字、初めて、地元との関係、時期の話題との結びつき。

ニュースバリュー そのニュースに報道する価値があるか。海外の記者は「自国の読者に関係があるか」で判断する。

引用(quote) 経営者や担当者のコメント。海外の記事では引用がよく使われるので、1〜2文の短いコメントを用意しておく。

問い合わせ先(media contact) 記者が質問したいときの連絡先。現地語または英語で受けられる窓口を必ず書く。日本語だけの窓口は、取材の機会を失う。

効果に関する言葉

掲載レポート どの媒体に、いつ、どのURLで載ったかの報告。配信サービスに頼むときは、この報告があるかを確認する。

被リンク 他のサイトから自社サイトへのリンク。現地媒体の記事から企業ページにリンクが付くと、検索で見つかりやすくなる。

指名検索 会社名や商品名で検索されること。商談相手は商談のあとに必ずやる。現地語のページが出てくる状態にしておく。

メディアリレーション 記者との継続的な関係づくり。1回の配信ではなく、2回目・3回目の発表で「本気の会社」と見られる。

PR PASSPORT で使う言葉

企業ページ PR PASSPORT が自動で作る、多言語の会社紹介ページ。記者や商談相手が会社名で検索したときの受け皿になる。

配信依頼 公開したプレスリリースを海外の媒体に届けるよう依頼すること。記事の審査が通ったあとに出せる。

キーワード PR PASSPORT のプレスリリースに付ける分類。業種・トピック24種と、発表の種類4種。読者が同じ分野の記事を探すときに使う。

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